ゴースト ニューヨークの幻
]ストーリー
ニューヨークの町、サムとモリーは平和な日々を送っていた。「マクベス」を観劇しての帰り道、モリーがサムに自分の心を打ち明けた。「貴方と結婚したい」。今まで、彼女が避けていた問題だったのでサムは驚く。悩むサムに、モリーはなぜ「愛してる」と言葉にしてくれないのかと問い詰める。「愛してる・・・」とモリーが言うと、サムは必ず「DITTO(同じく)」と答えていた。そのとき、一人の暴漢がサムを襲いサムはゴーストになってしまう。ゴーストになったサムは、その後のモリーの身に迫る危険を防ごうと奮闘する。
]解説・感想
「ゴースト」というタイトルだけ見るとホラー映画を想像してしまいますが、この映画は「死んでも愛する人を守る」という意味の「ゴースト」です。
物語の本編がサムがゴーストになってからだからなのか、サムが暴漢に襲われるシーンはあっという間です。思わず、え?死んだの?と思ってしまいました。
ストーリーはわりと普通というか、良く言えばわかりやすいです。サムが死んでしまうシーンもグロ的要素もありませんし、笑えて泣ける。そういう意味では小さい子供も楽しめる映画ですね。心温まるいい映画です!
物語を固める脇役がいい味出してます。この映画でアカデミー助演女優賞を受賞したウーピー・ゴールドバーグもさることながら、個人的には地下鉄のホームに居座るおじさんゴーストが好きですね。
映画のラストシーンは、雰囲気的に天に旅立つパトラッシュのようでしたw
あと私はこの映画の主題歌、ライチャス・ブラザーズの”アンチェインド・メロディ”が大好きですね。ここまで映画の雰囲気にぴったりなのに、もともとは別の映画の主題歌だったというから驚きです。
この映画は2010年に松嶋菜々子主演でアジア版ゴーストとしてリメイクされてますね。まだ見ていませんが、どうなんでしょう。
- 2012年05月11日
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