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  • 1990s, サスペンス
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    [主演]ブラッド・ピット
    1995年公開 アメリカ
     

    ]ストーリー

    退職まであと1週間と迫ったベテラン刑事サマセットと、血気盛んな新人刑事ミルズは、ある死体発見現場に急行した。死体は信じられないほど肥満の男であり、彼は食べ物の中に顔を埋めて死んでいた。死因は食物の大量摂取とその状態で腹部を殴打されたことによる内臓破裂。状況から、何者かによって手足を拘束され、銃で脅されながら食事を強制されていたことが判明し、殺人事件と断定される。サマセットは死体の胃の中から発見されたプラスチックの破片から、現場の冷蔵庫の裏に、犯人が脂で書いたと思われる「GLUTTONY(暴食)」の文字と、事件の始まりを示唆するメモを発見する・・・。
     

    ]解説・感想

    ブラピ主演の作品です。
    キリスト教の「七つの大罪」をモチーフにした連続猟奇殺人事件と、その事件を追う刑事たちの姿を描いたサイコ・サスペンス映画です。先鋭的な映像センスと、ノイズを活用した音響により、シリアスかつダークな独特の世界観を描いて話題になりました。
    ブラピ演じる熱血刑事とモーガンフリーマン演じるベテラン刑事の性格の差がはっきりと出ていておもしろいですね。
    私は”キリスト教の「七つの大罪」をモチーフにしたサスペンス映画”というところに興味を惹かれてこの映画を見ました。
    まぁキリスト教の七つの大罪というものが何なのかはまったく知らなかったのですが、なんとなくおもしろそうだな、と。
    調べてみたところ七つの大罪とは、
     
    「傲慢」「嫉妬」「憤怒」「怠惰(たいだ)」「強欲」「暴食」「色欲」
     
    の七つの人間のエゴのようなものらしいです。
    劇中最初の被害者は「暴食」、二番目の被害者は「強欲」といったメッセージを犯人に残され殺されていくのですが、最後の6番目の「嫉妬」と7番目の「憤怒」がどうなる!?といった話の展開がとてもおもしろいです。
    最後ブラピ演じる主人公ミルズがある選択を迫られます!いわゆる「衝撃のラスト!」といった感じの作品でした。
    人によっては後味の悪さを感じる作品かもしれませんが、見なければよかったと思うような後味の悪さではありません。
    ちなみに私は「やっぱりそうなったか」と思った派でしたw
    この作品のBlu-rayにはソフト版、テレビ版の計4種類の日本語吹替が収録されています。
     

     

    • 2012年06月08日

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